ミニクーパーでGO

ミニクーパー、一度乗ってみたかった~。思い切って中古で買っちゃた。車のこと詳しくないし、初めての外車で故障しやすいのかなと不安もあったけどそれよりも楽しみでいっぱい。さぁ、MINIででかけよう!!!

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中古ミニクーパーの初めての車検が迫る!ので、車検費用の基礎知識を

      2016/12/19

中古で初代ミニクーパー(2005年式 R50)を買って初めての車検が迫ってきました。

僕にとってミニクーパーは初めての外国車。

購入前にやっぱり気になってたのが故障維持費

 

購入して早々にパワステモーターの故障が起こりましたが

(詳しくは外車の洗礼!?ミニクーパーR50パワステモーター、パワステポンプ故障(前篇)

その後は故障もなく快調に走ってくれています。

 

そして維持費の中でも大きなウエイトを占めるのが車検費用

車検ってお金かかるな~ってイメージもってる人も多いと思うので、車検費用の基礎知識をまとめてみました。

 

 

☆☆☆ 車検費用の基礎知識 ☆☆☆

 

車検(自動車検査登録制度)は自動車が保安基準に適合しているかを検査するもので、新車を登録してから3年後に初回の車検を行い、その後2年ごとに法令として必ず行わなければならないものです。

つまり国が定めた検査を受けることで、次回期間内まで公道を走ることが許可されるということです。

 

車検にかかる費用は大きく分けて2種類

 

車検費用= 法定費用 + ②点検・整備費用

 

①法定費用とは

法定費用 = 重量税 + 自賠責保険料 + 印紙代

 

のことで、法律で定められた費用のため、全国どこで整備しても金額は変わることなく必ずかかる費用です。

 

重量税

自動車の新規登録と車検時に次回車検期間分までをまとめて支払います。

車両の重さによって金額は異なり、エコカーは減税の優遇処置を受けられます。

こちらのサイトから重量税がいくらかわかります。

日本自動車整備振興会連合会

ちなみに僕のミニクーパーの場合は24,600円(2016.11月時点)

 

自賠責保険料

法律で加入が義務付けられている損害保険。

自賠責保険料は金融庁の「自動車損害賠償責任保険審議会」で毎年改定が行われ、毎年1月に4月からの保険料の審議が行われています。

重量税と同様、車検ごとに2年分(24か月分)まとめて支払うのが一般的です。

こちらから保険料がわかります。

国土交通省の料率表(PDF)

自家用乗用自動車の場合(24か月分) 27,840円

軽自動車(24か月分) 26,370円

です。(2016.11月時点)

 

印紙代

車検の検査手数料は現金ではなく印紙を購入して納付します。

印紙代は通常の車検の場合は1,100円です。

ただし車検業者によっては若干印紙代が異なります。

指定工場 1,100円
認定工場 1,700~1,800円

指定工場は自社工場に車検ラインの設備がある工場で民間車検とも呼ばれています。

認定工場は自社に車検ラインがなく車を車検場にもっていき車検を受ける業者。ユーザー車検もこちらにあたります。

 

ということで、法定費用は車種、エコカー減免適用車によって違いがでてきます。

業者、都道府県は関係なくどこで車検を受けても費用は同じだけかかります。

 

法定費用のおおよその金額はこんな感じ。

  • 軽自動車        約35,000円
  • 小型車(1.0トン以下)    約45,000円
  • 中型車(1.0~1.5トン)  約53,000円
  • 大型車(1.5~2.0トン)  約60,000円

 

僕のミニクーパーの場合は

自賠責保険   27,840円
重量税     24,600円
印紙代       1,100円
-------------
合計      53,540円

となります。

 

②点検・整備費用とは

自動車の所有者は法律(道路運送車両法)によって点検及び整備を義務付けられています。

ただ一般の人ではなかなか知識や技術がないので、車検のタイミングで点検・整備もあわせて業者に依頼しているというのが車検の一般的スタイルです。

 

「車検=お金がかかる~」というイメージはこの点検・整備費用がかさんでいるからです。

 

点検・整備費用はどんなものかというと、24か月点検整備、検査代、代行手数料、その他修理や消耗品などの交換費用などの費用です。

この費用は各業者によって内容や費用は大きく異なります。

事前に車を持ち込んで見積もりを出してくれる業者が多いと思うので、見積もりを出してもらい必要な点検・整備かを確認することをおススメします。

 

24か月点検整備には56項目の点検項目があります。

どんなことを点検するのか興味のある方はこちらへ

一般社団法人 栃木県自動車整備振興会

 

車検を業者に依頼して点検・整備してもらった際によくあげられる交換部品や消耗品の一例をあげておきます。

部品名 交換の目安時期
エンジンオイル 5000kmまたは6ヶ月。
オイルフィルター オイル交換2回に1回交換。
冷却水(LLC)  2~3年または液の色の変色がある時。
ブレーキフルード
(ブレーキオイル)
吸湿性があるので車に乗っていなくても劣化していきます。車検ごとに交換。
ブレーキパッド パッドの厚みは新品時10mm程度あります。残りの厚みが3mm以下で交換。
エアクリーナーエレメント ホコリやゴミをエンジンの中に入れないようにするフィルターです。車検ごとに交換。
バッテリー 平均的な寿命は3~5年くらい。テスターによる残り寿命の点検が可能。
スパークプラグ 一般的なもので2~3万kmで交換 
タイヤ 車検の規定では残り溝1.6mm以下はNG。安全面、性能を考えると残り溝3.2mm以下なら交換。
タイヤローテーション タイヤは前輪の方が減りやすい。タイヤをバランスよく長くもたせるためにも1年程度でローテーションを。
ワイパーブレードゴム 拭き残し、筋が残ってしまうようなら交換。
エアコンフィルター エアコンのいや~なニオイの原因でもあります。
1年に1回交換が衛生的。
発煙筒 消費期限が記載されています。
ランプ系 車検ではすべてのライトの検査が行われます。1つでも不点灯あれば車検は通りません。

 

 

☆☆☆ ま と め ☆☆☆

 

車検は自分で整備、点検をして必要書類を車検場にもって自分で検査に行けば(ユーザー車検)法定費用のみで費用も安くすることができます。

車検に通ることとは国が定めた保安基準の検査はクリアしていますってことに過ぎません!!!

 

保安基準をクリアした車  安全で故障しない車

 

費用ばかりを気にして整備、点検を怠れば自分の命だけでなく人の命をも奪いかねません。

車検の際は自分の車が今どんな状態なのかを知ることができる良い機会です。

車は専門知識がいる部分があり、部品名や車の状態を聞いても良くわからなく方も多いと思います。

車検時は事前に見積もりを出してもらい、なんでこの部品が交換必要なのか充分に業者の方と相談して納得と安心のいったものにしたいですね。

 

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